体育会系部活動は就活で有利?不利?メリットとデメリットを各々5選解説 - Search & Find

体育会系部活動は就活で有利?不利?メリットとデメリットを各々5選解説

体育会系が就職活動で有利か不利か、以前より議題のテーマとしてよく挙げられています。体育会系は元気があり根性があると思われ有利に働くのか。それとも頭が固く理解力にかける人材だと思われるのか。

今回は、体育会系部活動出身の私(男)が経験した就職活動の際のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

体育会系は有利なのか?不利なのか?それではどうぞ。

体育会系部活動とは

体育会系部活動とは、大学に所属する学生が運営、競技を実施、練習をしているいわば「運動部」のことを指します。大学ではなぜか体育会系部活動というような言い方をします。一方で吹奏楽団や美術系、その他部活動においては「文化系部活動」と言ったりします。

体育会系部活動の運営は基本的に学生が行い、外部から監督やコーチ、顧問などが協力していることが多いです。部費については大学の体育会実行委員(体育会系部活動の人が集まった団体)から各部に振り分けられその部費に応じた活動を行っていきます。

体育会系部活動に所属する学生は、高校時代の実績を評価され推薦入試で入ってきた学生と一般試験で入学した学生と2パターンに分かれます。基本的に推薦組にはインターハイ経験者や甲子園経験者が多く、一般入試でもそれなりの経歴を持った人が多いです。

体育会系部活動は就活に有利か不利か?

今回の議題でもある体育会系部活動所属の学生は就活に有利か不利か、この点については最初に結論を申し上げます。

これは明らかに「有利」です。

私の経験もそうですし、周りの部活生の話を聞いていても様々な点で有利だということがわかります。その理由は後程、メリットとデメリットの項目で詳しく記載いたしますので参考にしてみてください。

当時体育会系部活動所属の私について(志望業界など)

メリットやデメリットを記載するうえで、ここでは最初に当時の私の志望業界や所属部活動、入部経緯について解説していきたいと思います。

大学   :東北で一番大きな私立大学(偏差値:48~52程度)

学部   :文学部、英語系

入学試験 :OA入試(スポーツ推薦ではありません)

部活動  :ボールを投げてゴールへ入れる球技

アルバイト:某運送業者の受付員

志望業界 :オフィス系、OA機器業界

志望職種 :ルート営業職

以上となります。身バレを防ぐため詳細は伏せます。私は同期入部が10人程度いましたがそのうち7人がスポーツ推薦、3人が一般、AO入試でした。学部は文学部の文系でしたので、営業職をメインとして就職活動をしました。因みに時期は2020年入社となり、就活中はぎりぎりコロナではありませんでした。

体育会系部活動の就活時のメリットを5つ解説

体育会系部活動は就職活動に有利なのかそれとも不利なのか?

実際に私が周りと比較した際のエントリーシート通過率や内定率、面接官の反応などを参考に感じたことをメリット・デメリットとして書いていきたいと思います。

体育会系部活動の就活メリット①:コミュニケーション能力がある

様々な企業が存在する中で企業が学生側に一番求めるものは資格でもなく課題解決能力でもなく、「コミュニケーション能力」です。この点はもう13年連続で1位となっております。体育会系部活動に所属の学生は毎日同じ部活の後輩、先輩、同期とコミュニケーションをとっています。監督や顧問などはるかに年上の方へも気を使いながらコミュニケーションをとります。体育会系部活動は社会の仕組みと大きく変わりませんので、ここで円滑にコミュニケーションが取れれば会社でも支障はありません。

体育会系部活動の就活メリット②:OBとのつながりがある

体育会系部活動の歴史は大学によって大きく異なるとは思いますが、昔から伝統的に存在する部活動に所属するとOBが必ずいます。新年会や忘年会などには必ず登場するOBの集団。この人たちは現役の時は本当に厄介で昔話を長々とされ辟易してしまう存在です。ですが、こういう方々に限って大企業の出身であったり幹部だったりします。

連絡を取ってOB訪問をさせてもらい社内へ根回しをしてもらうことも可能かもしれません。加えてOB訪問を実施することで職場とのミスマッチも防ぐことができます。サークルなどでも出身の先輩方はいないかもしれませんが、50代~70代のOBが存在するのは体育会部活動のメリットと言えます。

体育会系部活動の就活メリット③:礼儀が備わっている

体育会系部活動に入部後1年~2年間は先輩から礼儀について厳しく指導されます。これは新年会や忘年会、新入生歓迎会の際にOBを招待しお酒を飲んだり先輩方に失礼がないようにするためです。言葉遣いやお酒のつぎ方などなど細かく指導を受けます。それらのイベントを経験することで社会人に近い礼儀を習得することが可能です。また面接の際、礼儀は面接官に伝わります。第一印象は一番大切ですのでこの時に気に入られれば内定に近づくことができます。

体育会系部活動の就活メリット④:体力と精神力が評価される可能性がある

体育会系部活動を経験した学生自身の強みとして、体力と精神力があるという点です。部活生は日常的に試合で勝つために厳しい練習に耐え、体力と精神力を鍛えています。その点を面接で伝えることができれば、それが結果に反映する職種によっては評価される可能性があります。

ただこれは、職種、業界によっては必要ないといわれる可能性があるため注意が必要です。

体育会系部活動の就活メリット⑤:チームワーク力がある

特に集団競技である球技などは、このチームワーク力が評価されます。スポーツは一人では勝つことはできません。練習ではポジションが違うメンバーと意思疎通を図り、ともに作戦を立てて実践していきます。また練習外でも運営、その他監督やコーチなどとともにチームを動かし部費の振り分け、帳簿の作成など様々な人と協力します。この点を企業は大きく評価します。

仕事は上記と同じように、様々な部署と協力をしてお互いがお互いの部署を尊重しあいプロジェクトを進めます。このチームワーク力を持ち合わせている人材を企業は探しているわけです。

体育会系部活動の就活時のデメリットを5つ解説

体育会系部活動の就活時のメリットは多くあります。しかしその反面、デメリットも存在します。この点はメリットがあるうえにデメリットになってしまう点も含まれます。

体育会系部活動の就活デメリット①:エントリーシート作成に苦労

体育会系部活動は就活で生かせる素晴らしい経験があります。ですが、それを文章に起こしエントリーシートへ書き起こすのは意外と難しいです。なぜなら、部活生は普段から言語化できないスポーツという競技をしている為です。スポーツという競技は目標に向かって実際に体を動かして実践していくものであり、記録として文章へ残したり感情を書き起こしたりはしません。それをいざエントリーシートへ構成を考え、文字制限以内に表現するのは難しいため、書くことはたくさんあるけどうまくまとめられないという現象に苦労するでしょう。

体育会系部活動の就活デメリット②:クリエイティブ意識が低い

ほとんどの人間は既存のスポーツを行っていきます。作戦やルール、その他用具などもある程度長い年月の中で確立されてきました。決まったルール、作戦の中でそれらを正確に実現する能力を求められ結果として上手くいけば勝つことができます。その反面、一から何かを生み出すという経験に乏しいため、それらを求めるベンチャー企業やIT企業にはクリエイティブ意識が低いと判断される恐れがあります。

体育会系部活動の就活デメリット③:インターンシップへ参加できない

体育会系部活動の学生は基本的に予定の中に部活動が入っているため、インターンシップの存在を知っていても部活動を優先するケースがほとんどだと思います。インターンシップは一般学生の大きなメリットですが、それに参加できないのは大きなデメリットです。これに一度でも参加できれば社会というものを早いうちからイメージし希望業界を選択することができます。この機会を得られない分、自分自身でOB訪問などを活用しイメージできるようにしましょう。

体育会系部活動の就活デメリット④:SPIやWeb試験対策をする時間がない

「インターシップへ参加できない」というデメリットとおはじく、部活生は基本的に部活動が予定として入っているため、SPIやWeb試験対策が難しいです。SPIやWeb試験の内容は基本的な中学校~高校程度ですが基礎知識をおさらいしておかないと意外と解けない場合があります。難しくはないですが範囲は広いので復習は必要です。その復習の時間も忙しく確保が難しい場合、面接前にテストで落ちてしまいます。私はWeb試験は旧帝大の友人にやってもらいました。

体育会系部活動の就活デメリット⑤:ITスキルに乏しい

近年ではITリテラシーを求める企業が増えてきております。それに伴いITスキルが極端に低いと会社も人材育成に苦労するため、避けられる恐れがあります。大学生活の中でパソコンなどに触れる機会はそうないかもしれませんが、基本的な操作などは押さえておきましょう。もし質問で「パソコンは日常的に使用しますか?」と聞かれた場合は「はい」と答えておきましょう

補欠やマネージャー、ベンチ外は不利なの?

補欠やベンチ外、マネージャーは就活に不利だと自身を否定してしまう学生もいます。

これは結論から言いますと「全くもって関係がない」です。むしろそのつらい経験をばねに踏ん張ったという経験を生かすことで中身のあるエントリシートを書くことができます。企業が必要なのはスポーツが上手い人間ではなく、その企業のコンセプトに合うかどうか、それが大切なのです。

スポーツは単に自分を形成するための手段です。プロスポーツ選手になる以外は、実力は断じて関係ありません。

最後に

今回は、体育会系部活動の就活のメリット・デメリットについて解説いたしました。記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。もう引退されこれから就職活動を本格的に行う方、まだ現役に活動をしており部活の傍ら就活を実施する方、どちらもこれから大変だとは思いますが、是非自信をもって頑張ってください。

大学で体育会系部活動に所属するような人なんて本当にいい意味で狂ってます。大学は自由なのにその中で自分から厳しい環境へ飛び込む勇気は本当に素晴らしい。

就活は人生のゴールでは全然ありませんが、まずは自分に合う会社に入れるよう、頑張ってください。

それでは!

 

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