どうもジャック36です。
今回はブランディングについての解説をいつも通り、チョー簡単に解説いたします。
字のごとくブランドに関係することというのは皆さんイメージができると思いますが、説明しろと言われると難しいですよね。
皆さんでもわかりやすく、例を出しながつくら解説していきたいと思います。
目次
ブランディングとは
ブランドを構築する際に行う活動とその過程を指します。自社ブランドイメージや製品を競合他社と区別するために行います。
ブランディングの必要性
ここでは、そんなブランディングの必要性について解説していきたいと思います。主にブランディングをする理由は3つあります。
①:競合他社との区別(差異化)
どこの業界にも競合他社というものが存在します。その競合他社より優位に地位を築かなければ、その業界で生き残っていけません。自社のブランドイメージを消費者にアピールすることで、他社との部分的な差を作る必要があります。それは市場価値であったり、デザインであったり、突出した機能など様々な側面での差を作る必要がります。その結果、他社との価格競争への参加の必要性がなくなり、自社の販促をスムーズに行えます。
②:ブランドイメージの確立(消費者の信頼の向上)
各ブランドにはイメージというものがあります。アウトドアブランドを例に挙げれば、「THE NORTH FACE」は街でも着れる万能性あるブランド。「Arc’teryx」は最高峰の機能性を持った高級ウェアブランド、「mont-bell」は国内製の質の高い製品ブランド、などなど。同じ業界でも対象にしている消費者が違います。ブランドイメージを確立することで消費者を確保でき、かつそのブランドの信頼性が高くなります。
③:プレミアム価値
その業界の市場において価格というものは大切になってきます。質は同じでもブランドの違いだけで値段に大きく差ができるのはブランドの持つ価値にあります。アウトドアブランドを例に挙げると、このプレミアム価値の面では圧倒的に「THE NORTH FACE」(GOLDWIN)が突出しています。GOLDWINは他社が値下げをする中、値下げ販売は極力しないようにしています。これは消費者からみるブランドイメージに対して妥協をしない為です。またTHE NORTH FACEは新作ジャケットの販売個数を少なくし、当日で完売する形にします。そうすると翌年の新作も通常より高い価格で販売してもプレミアム価値を感じている消費者は売り切れを恐れ、予約をするのです。その結果、同業の他社ブランドよりも高く価格をつけることができます。
ブランディングの流れ
次にブランディングの基本的な流れについて説明していきます。
①:戦う土俵を決める / 消費者層を決める
高い所得の層を狙うのか、低価格で気軽に購入できる庶民志向で攻めるのか、どの層の消費者をターゲットにするのかを決めます。つまり、の業界で、どの分野、どの土俵で勝負するのかを決めブランドのポジショニングを決めます。
②:ブランドイメージを形作る(ブランド・アイデンティティ)
消費者にどのようなブランドイメージを持ってもらいたいかを考え、設定します。
③:メディアを通したブランドイメージのアピール
ブランド・アイデンティティを設定したら、最後は狙ったブランドイメージを消費者に根付ける必要があります。自社製品を買う人も、買わない人も、どちらも共通して同じイメージを持つよう、CMや新聞、WEB広告などを使用し、世間に狙ったブランドイメージを植え付けていきます。
まとめ
今回、はブランディングについてチョー簡単に説明させていただきました。どうしても一部解説が長引いてしまいましたがご了承ください。
皆さんも日々あらゆるメーカーのブランドに対して色々なブランドイメージをお持ちだと思いますが、それらはすべて企業の戦略ということですね。
ブランディングはブランドだけでなく、学校法人やコンビニ、あらゆるメーカー企業、どこでも行っています。そのくらい、その企業に対する業界の位置づけ、イメージが大切だということですね。
皆さんも、あらゆる企業の宣伝やイメージを持った際には「これがブランディングかあ」と感じてみてください。