どうもジャック36です。
皆さん、エクセルを使って画像データを編集することができるって知ってました?
簡単な処理であれば、わざわざPhoto Shopやその他有料ソフトを使用しなくても十分に実用的に活用できるレベルにすることができます。
今回はエクセルで使用できる便利な機能、「画像データの余計な無駄な部分を消去する方法」を解説致しjます。
この機能を習得することで、チラシや提案資料、ブログなどで「対象のみが移った画像」を使用することができます。
それではどうぞ!
目次
画像データの余計な部分を消去
画像データの余計な部分を消去するというイメージがわかない方に、下記のデータを用意いたしました。
下記の画像データには画像素材として使用するには邪魔な「背景」が写ってしまっています。できれば、対象物「ヘッドフォン」のみを素材として使用したい。そんなときに活用できるのがこの機能です。
まずは図①と図②をご覧ください。
※【画像①】
画像①は一切編集を加えていないオリジナルの画像データです。背景が写っており、ヘッドフォンのみの画像としては使いにく素材となります。
こちらをエクセルのとある機能を使って編集すると、簡単に背景を消去することができます。
次の画像②をご覧ください。
※【画像②】
このように背景を消去して「ヘッドフォン」のみの画像データとなりました。
これの方法について、分かりやすい画像を用いて解説していきたいと思います。
画像データの余計な無駄な部分を消去する方法
それではさっそく、本題である「画像データの余計な無駄な部分を消去する方法」について解説していきたいと思います。
①:画像データをエクセルに張り付ける
まず初めに、編集対象である画像データをセル上に挿入します。
メニュー項目にある「挿入」から「画像」、画像の挿入元は「このデバイス…(D)」を参照します。
※【図①】挿入→画像→このデバイス…(D)
編集したい画像データを選択したら、データがセル上に表示されます。
※【図②】挿入されたデータ
②:挿入した画像データを選択し対象の摘出する範囲を選択
次に挿入したデータから、余計な背景や無駄なものを排除していきます。
対象の画像データを選択し、メニュー項目から「書式」、「背景の消去」を選択します。
※【図③】書式→背景の消去
「背景の消去」を選択すると画像に紫入りの靄がかかります。この靄は不必要なものを消去してくれる魔法の靄です。前提として「消去する場所→靄がかかっているところ」、「残すところ→靄がかかってないところ」を把握しておきましょう。
範囲は画像データの角にカーソルを当て自由に調整することが可能です。
※【図④】消去範囲の選択
摘出に成功すると下記のデータのようになります。
※【図⑤】成功例
③:自由に編集して実用化
テキストを上から入力してグループ化したり、「図形」を使って見栄えを良くしたりと色々試しましょう。
パワポにも、ワードにも使用できます。
※【図⑥】
こんな感じ。
※【図⑦】
失敗例
やり方は簡単ですが、結構失敗します。
ここでは失敗例や注意点について解説をしていきます。
まずは図⑧をご覧ください。範囲が適切に枠に収まっておらず、処理完了後明らかに不自然な画像データになってしまっております。
※【図⑧】範囲選択ミス
※【図⑨】不自然な画像
このようにならないよう、対象物をしっかりと範囲に収めるほうにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、エクセルで簡単にできる画像データの無駄な部分の消去方法について解説していきました。
他にもエクセルでできるあらゆる機能をご紹介していきたいと思いますので引き続き、こちらのサイトをよろしくお願いいたします。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!