【就活・転職】ブラック企業の特徴10選と見抜く5つの方法!事例も5つご紹介!

どうもジャック36です。

今回は、私が就活の時に実践していたブラック企業に入らない為の下調べをご紹介いたします。

これを実践したおかげで、私は超ホワイト企業に入社することができましたし、周りの友人に比べ就活は長引きましたが、結果的に誰よりも良い企業に入ることができました。

これを読むことで、少なくともブラック企業に入社することはなくなります。

是非、参考にしてみてください。

目次

ブラック企業とは?

ブラック企業とは違法行為、不法行為、脱法行為などにより従業員に無給の残業・朝残業などの不当な労働を強制したりパワハラなど人権を踏みにじる行為を日常的に行っている企業もしくはそのような行為を行ってる社員を放置、黙認している企業のことである。

つまり、パワハラの横行や残業代未払いが日常的に行われている企業をさし、人権を無視した労働を行っているような企業を指します。

このような企業に入社してしまうとプライベートは勿論、睡眠時間さえまともに取れないうえ、十分に暮らせるような給料も確保できない可能性があります。

充分に注意が必要です。

ブラック企業の特徴10選

ブラック企業には特徴があります。この特徴を知ることにより、自分の会社がブラック企業なのかそうでないのか判断することができます。

是非、このブラック企業の特徴を読んで、自分、友人、両親の会社がホワイト企業なのかブラック企業なのか知りましょう。

ブラック企業の特徴①:休暇・有給が取れない

例えば、友人が結婚式の日や両親の体調が悪くなった時、それが平日ならあなたはどうしますか?

そう一般的には有給を取得することで休みを確保しますよね。しかしブラック企業では何かと理由をつけて有給を取らせてもらえません。

これが通常運転なのがブラック企業です。しかし有給を取得することは労働者の権利ですので取らせてもらえなかった時点で労基案件ですね。

ただし、繁忙期などで回りや自分が忙しい時期に「映画が見たい」といった理由で有給を取得するとあまり良い目では見られません。

ブラック企業の特徴②:長時間労働

定時が存在しない会社が存在するとしたら、労働者はいつまで働けばよいのでしょうか。でも実際、定時が形だけ存在はしているものの、定時は超えて働くのが「普通」という企業もあります。

普通にブラック企業です。昨今、働き方改革の影響もあり残業時間減を目指している企業は、残業はなるべく避け少しでも早く退勤するように社員に促しています。私の企業もそうです。

それが、定時は飾り、日にちが変わるまで働け!という企業もいまだにあるらしく驚きです。労基行きましょう。

ブラック企業の特徴③:サービス残業・無給労働

残業代が支給されない企業も未だにあります。当然、残業代を払わないのは違法行為に当たりますので、労基に相談です。

因みに最近では「みなし残業」制をとっている企業もありますが、みなし残業には注意が必要です。

みなし残業制度を取り入れている企業の中には、超過分の残業代を支給しないという企業もあります。(これ結構ある)

その為、みなし残業制度を取り入れている企業は候補から外すことをお勧めします。

ブラック企業の特徴④:離職率が高い・平均勤続年数が低い

離職率が高いのはブラック企業の特徴です。離職率の高いさに従い、平均勤続年数は下がります。

当然ながら、ブラックの環境の中で精神的に病んでしまった人や上司からのパワハラなどに耐えかねた人は長くはもちません。結果として離職率は向上します。

企業によっては、勤続年数をマイナビなどのサイトに載せていない企業もあります。注意してください。

ブラック企業の特徴⑤:毎年中途採用を常時行っている

離職率と関係しますが、離職により毎年人でが足りなくなります。その為、毎年新卒採用は勿論、中途採用を行い人手を随時補給する必要があります。

結果として毎年中途採用を行っているわけです。

ブラック企業の特徴⑥:パワハラの横行

人手不足が常時起こっている職場環境では、人手不足を補うため、1人に過剰なノルマを背負わせそれを達成させようとします。

その為、パワハラが横行し精神論で物理的に困難なことでも強いれようとします。

パワハラでどうにもならないとわかっている上司でもその上司も上から困難な要求をされ切羽詰まり悪循環が発生している状態です。

これには会社の雰囲気も関係していますので、こればかりはなかなか察知するのが難しいです。

ブラック企業の特徴⑦:知らぬ間に管理職

管理職と聞けば、感じはいいかもしれません。しかし合法的に残業代を支払わなくてよい方法に、無理矢理管理職にあげてしまうというのがあります。

というのも管理職は、残業代の代わりに役職手当があるため、残業代は出ません。(一般的には)

その為、残業代の経費を下げるため企業側は無理あり新入社員を管理職に昇格させる(形上)荒業を施す企業もあります。

ブラック企業の特徴⑧:給料が低い・賞与がない

そもそもの給料が低い、賞与が出ないというのもブラック企業の特徴です。ブラック企業は支払い自体がそもそも低いうえ、「設備利用費」といった控除や「レクリエーション費」といった控除が付けられ、低い給料からさらに引かれ、手取り額は恐ろしいことになります。

ほんとにブラック企業は勝手なため、給与に関しては十分な注意が必要です。

ブラック企業の特徴⑨:決まって「アットホーム」「若い社員が活躍」とある

ブラック企業に多い傾向として「アットホーム」や「若い社員が活躍」というのがあります。

書くことがないのでとりあえず「アットホーム」と書くのか、それとも勤務時間という概念がないためアットホームという書き方をしているのか謎ですが、よくこう書いてありますね。

「若い社員が活躍」というのは逆を取れば、若い社員がすぐやめるので、ベテランが存在しないととらえられます。

ブラック企業の特徴⑩:面接1回で採用

とにかく人が欲しいブラック企業は、5体満足であればだれでも良いので、面接を受けに来た人は即採用です。

その為、面接なんてのは形だけであり、面接ではいきなり「こういった仕事をしてもらう」と早速入社後の話をされます。

気を付けてくださいね。

ブラック企業を見抜く3つの方法

ブラック企業の特徴を先ほどはご紹介いたしました。

ブラック企業を見抜く3つの方法について解説していきたいと思います。色々な方法、勿論挙げればきりがありませんが、この方法を実践することで、ブラック企業からは間違いなく遠ざかることができますので、是非実践してみてください。

ブラック企業を見抜く方法①:みなし残業制度を取り入れているかどうか

みなし残業とは、残業代〇十時間分を基本給に乗せ給与としてあらかじめ支払うことです。例えば企業Aの給与形態が基本給15万とみなし残業代30時間分の4万だとすると、この企業Aに勤めている人は、残業してもしなくても月給19万円支払われることになります。

これの良いところは残業代が固定されているため、社員の給与を簡単に算出し支給することができる点です。経理の人間からすると、給与の管理が楽にできるため、効率化のため取り入れている企業もあります。

しかし、それでは残業を全くしない社員には会社側は損しますし取り入れるメリットは実質一つしかありません。それは「30時間以上残業しても、別にそれ以上支払わなくてもいいよね?」という労働時間の曖昧性を悪用することです。つまりみなし残業代(30時間分含む)を採用している企業の社員が100時間残業しても、30時間分しか支払わないということです。これによりサービス残業が横行し、労働環境の悪化につながります。

なので、ブラック企業はみなし残業を採用している企業が多いのです。

ブラック企業を見抜く方法②:売上高・利益が非公開

売上高・利益を非公開にしている企業もあります。

これは、自社の売上高があまり良くなく、利益が赤字となっている場合があるためです。これを公開してしまうと警戒して面接を受けてくれない就活生や転職者が増えてしまうためです。

上場していない企業は有価証券報告書を提出する義務はありませんので、あまり業績が良くない企業は公開しません。違法性も当然ありません。

しかし、信用につながりますので、平均年収や平均勤続年数などは公開しなくとも売上高・利益率は一般的に公開するものです。

非公開にしている企業には注意しましょう。

ブラック企業を見抜く方法③:あらゆる平均が低い

平均年収・平均年齢・平均勤続年数、これらが低いとブラック企業になります。

ほとんど求人票などに載っているとは思いますが、載っていない場合は口コミサイトや上場していれば有価証券報告書等を確認してみてください。

これを知るだけで、かなり多くのブラック企業を候補から排除できます。

MEMO

平均年収:500万円

平均年齢:35歳

平均勤続年数:13年

これよりも低い場合は少し危ないと感じたほうが良いでしょう。

ブラック企業を見抜く方法④:福利厚生がない

福利厚生は企業側が従業員に対して通常の給与に加えて与えるいわばサービスのようなものです。これが手厚い企業は給料があまり高くなくとも優良企業と呼ばれます。

良くあるのが家賃補助や寮制度、スポーツクラブやレクリエーションなどあらゆる福利厚生が用意されています。

企業が大きくなればなるほど福利厚生も充実するのが普通ですが、中小企業や零細企業などは、給与以外に提供する資金が少ないため、福利厚生が少なかったり、無かったりします。

福利厚生は、企業に余裕がないと提供できませんので、これを参考にするとよいでしょう。

ブラック企業を見抜く方法⑤:口コミサイトを熟読

案外、これが一番手っ取り早いです。

ほんとにその会社を知りたいのなら実際に働いていた社員の意見を参考にするのがベストです。ただ、口コミサイトは不特定多数の人間が誰でも投稿が可能ですので、信ぴょう性は高くはありません。

ただの妬みでその企業を罵っているヤツもいますので、一つの口コミサイトだけではなく複数の「就活サイト」や「転職サイト」などをしっかりと熟読して参考にすることをお勧めします。

中小企業や零細企業はそもそも従業員の母数が少ないため口コミ自体少ない可能性もありますので、その際はマイナビやリクナビといったサイトを参考にして、上記の方法を試すとよいでしょう。

ブラック企業の事例(友人談)

ここでは実際に私の友人が勤めているブラック企業の事例をご紹介いたします。

ブラック企業の事例①:みなし残業、残業超過分支払われず

先ほど、みなし残業の悪用性をご紹介しましたが、私の友人の勤め先はまさにこの悪用を利用し社員の超過分を支払わないという違法行為を行っているそうです。

業界としては不動産業。何となくイメージがわきますね。みなし残業は60時間分だそうです。

一応、彼の務め先は労働時間をペーパーで管理しているそうですが、60時間を超えて労働管理書に時間を記入すると上司から紙を返却され、書き直すように強いられるようです。

実際に身近でこういった話を聞いたときはマジか!と思いました。気を付けてください。

ブラック企業の事例②:休日出勤をさせられるが奉仕活動扱い(サービス残業)

某大学事務職に勤めている彼は、内定後とても喜んでいました。しかし、入社後実態はややブラック気味。

確かに残業代は基本はしっかりと管理されているそうですが、部活の大会の際、事件は起こりました。学生バレーボールの試合の日、彼は試合のカメラマンをやらされ生徒の写真を撮るように指示を受けました。

新入社員なら当然だと、ほぼ強制だったそうです。参加しなければ自大学を嫌っていると判断される為、彼は休日にも関わらず泣く泣くカメラマンをやりました。応援活動は仕事ではないと、出勤扱いではなくボランティアとして参加し、残業代は支払われなかったという。

別の休日にも野球観戦に強制的に応援のため呼ばれ、勿論残業代は出ませんでした。

ブラック企業の事例③:営業車を自分で買わされる

実はこの話は①の人間と同じです。彼は、不動産営業職として入社しましたが、営業車は自分で購入しろとのこと。

ローンを組み毎月給料から天引きの社会人生活が始まりました。因みに何割かは補助が出たそうですが、全額ではなく、毎月の手取りは10万程度。

ほんとにこの話を聞いたときは驚きすぎて、同情しました。これでよかった点といえば、自分で車の車種は選べたそうです。それでも私は絶対に嫌ですが。

ブラック企業の事例④:パワハラの横行(罵声等)

これは私の会社含め、周りの友人の会社はほとんど一部罵声などが飛んでいるそうです。

ここでは私の会社の事例をご紹介いたします。私の勤める企業は某大手電機メーカーの子会社、超ホワイト企業です。

ただ、それは「私の部署」は。

企業には多くの部署が存在します。私も営業職ですが、営業にもたくさんの部署が存在しています。そんな私の部署はホワイト企業そのもの、ノルマはあるものの怒鳴り声や罵声は基本的にありません。

しかし、隣の部署は全く別です。まるで会社が同じなのが信じられないくらい、毎日一定数の罵声が響いています。

支店長がそこの部署出身だったため、当然のように自分の部下を指導しているような状況ですが、正直言ってうるさいうえに普通にパワハラの領域です。

そしたら先日、彼は左遷をされたのか、異動になりました。ホワイト企業で罵声は即飛びます。

ブラック企業の事例⑤:入居先決定後、即配属替え

高校時代の友人の勤め先。某ソーラーパネルを取り扱う企業に入社が決定した彼は、栃木の大学のある配属と決まっていました。まだ支店は完成していない状態。ですが、会社側はそこに配属は確定といっており、アパートを決めておいてといわれていました。

3月下旬、元々大学に通うために住んでいたアパートに継続願を出し、社会人生活も万全。そんなとき企業から連絡が。

「ごめん、栃木支店作れなくなった。人足らなくて。君、4月から神奈川支店に配属ね」

いやもうアパート継続願出してるし、キャンセル料かかるんですけど!!

「ごめん、そこは自費で何とかして!」

え!?マジで!?彼は親に相談し、キャンセル料を支払ってもらい、3月下旬に早々神奈川へ行くことへなりました。

この時期、もうどこもアパートは埋まっており残念ながら高めのアパートを借りることになった彼は不満が爆発しそうでしたが、現在もその企業に勤め頑張っています。

因みに家賃補助は出ないそうです。これが実話ってやばくね??

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ブラック企業の特徴10選と見抜く方法5つ、またブラック企業の事例5つご紹介いたしました。

かなりのボリュームの記事になってしまいましたが、是非参考にしてみてください。

これによりあなたの社会人生が大きく変わる可能性もあります。ブラック企業はあなたのメンタルを破壊するだけではなく、貴重な時間も奪ってしまいます。

どうか転職活動・就職活動は慎重に。ブラック企業の良いところなんて、会社に命捧げられることぐらいですよ。

それでは。

 

 

 

 

 

 

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