【ヤマト運輸vs佐川急便】料金表やサービスを比較!各社の強みとは?

どうもジャック36です。

今回は、ヤマト運輸と佐川急便を比較して各々の強みや運賃の差などを解説していきたいと思います。

元々私自身、ヤマト運輸の受付事務員として勤務していたことがあり、ヤマト運輸の強み、弱みは承知しているつもりですが、佐川急便のことについてはあまり理解をしていません。(発送には何度か使用したことがあります)

私の経験も踏まえて、各々の強みを解説していきたいと思います。

ヤマト運輸

参考:ヤマト運輸公式ホームページ

ヤマト運輸株式会社はヤマトホールディングスの子会社で、ヤマト運輸自体は上場していません。配送会社としては、誰もが知っている大手企業です。

イメージカラーは、「緑」という印象が強いですね。

営業所も各々の地域に必ずあるといっていいほどあるため、発送も気軽に出すことができます。丁寧な配達、荷物管理に定評がある配送会社です。

ヤマト運の宅急便料金

以下の運賃表をご覧ください。こちらは関東から各地域に発送する際の運賃になります。ちなみにこちらは、集荷込みの運賃な為、営業所持ち込みはー100円と考えていただければ大丈夫です。

参考:ヤマト運輸ホームページ

クール料金の場合、こちらの値段に加えて以下の料金がプラスになります。

参考:ヤマト運輸ホームページ

上の表を見ていただければわかると思いますが、クール料金は「冷蔵・冷凍」ともに120サイズまでです。それ以降のサイズは発送することができません。

次にヤマト運輸の発送規格をそれぞれ解説致します。

ヤマト運輸の時間指定

ヤマト運輸の時間指定について解説いたします。宅急便やコンパクト便などで時間指定ができます。

そんな時間指定ですが、基本、タイムサービスを使わなければ以下の時間帯から選択することができます。

参考:ヤマト運輸ホームページ

数年前までは12時ー14時指定がありましたが、社員の負担を減らすため、また昼食時間のため、この時間帯がなくなりました。

ヤマト運輸のサービス(発送方法)

ここでは、ヤマト運輸の発送サービスをそれぞれ解説致します。結構な種類があるうえ、法人や契約のお客様以外使えないサービスもありますので、その点を注意してご覧ください。

以下のサービスは基本的なヤマト運輸のサービスになります。ですので希望のサービスがなかった場合は上のリンクから公式サイトに飛ぶことをお勧めします。

宅急便

上記の表のサイズ規格で発送することができる一番ベーシックな規格になります。宅急便には往復便(ゴルフや宿泊など)やクール便(冷蔵・冷凍)、複数口が含まれています。

25㎏以内、160サイズまで発送することができます。クール便は120サイズまで発送することが可能です。

また時間指定が可能であり、保険もかかっています。

コンパクト宅急便

60サイズよりも小さいものを手ごろな価格で送ることが可能なサービスです。専用の箱を購入し、物を梱包後その箱に入れて発送します。

保証は3万円が上限なので、高価なものは発送しないのが懸命です。書類なども専用の箱があり、こちらのサービスを利用する人もいます。

ヤマト便

宅急便の企画を超えるものや、大量の荷物を同じ場所に送る際に便利な規格です。宅急便の複数口に比べて安く送ることができます。

ただし、30㎏を超える荷物や高さが運送用BOXを超える場合は送ることができません。また、宅急便と違い保険を掛けるのが任意なのに加え、時間指定ができませんので注意が必要です。

家財宅急便

30㎏を超えるものや、ヤマト便の規格でも扱えないものは家財宅急便を利用します。本来家財用のサービスなため、値段が跳ね上がってしまいます。

国際宅急便

国外に発送したい場合に使うことができるサービスです。手続きや、書類の提出等が普通の宅急便に比べて複雑なので準備が必要です。

DM便

契約の方や法人の方々向けの安価な書類発送サービスです。一般の方は利用することができません。

ネコポス

近年、フリマサイトやオークション等上で書類系のものや薄型のもの、Tシャツなどを安価で発送することができます。ただし、フリマサイトやオークション以外では利用できない特別なサービスです。

フリマサイト等をよく利用する人にはもってこいのサービスですのでできるだけ使っていきたいですね。

佐川急便

参考:佐川急便公式ホームページ

佐川急便は、SGホールディングスの子会社です。上場はしていません。

イメージカラーは、ヤマト運輸が「緑」だったのに対して「青」なのが特徴ですね。制服も若々しい印象があります。偏見かもしれませんが、ヤマト運輸のドライバーに比べて、佐川急便のドライバーは若い方々が多いイメージがあります。

営業所は、ヤマト運輸に比べると少ないです。これはイメージではなく数字上の事実。そのため、佐川急便を使いたくても近くに営業所がない!なんてこともあります。

佐川急便の宅急便料金

次に佐川急便の宅急便料金(飛脚宅急便と飛脚ラージサイズ宅急便)を見ていきましょう。こちらは、関西から発送した際の各地域への運賃です。

参考:佐川急便公式ホームページ

次にクール料金を見ていきましょう。

参考:佐川急便公式ホームページ

クール便は、宅急便料金に上記のクール料金が加わったのが運賃になります。120サイズの規格がないんですね。その代わり、上限は140までと大きいです。

 

佐川急便の時間指定

佐川急便の時間指定について解説いたします。時間指定はヤマト運輸に比べて細かく設定することができるようです。以下の表を参考にしてみてください。

参考:佐川急便公式ホームページ

これを見ると、昼の時間指定があるため、昼頃に受け取りたいという人は佐川一択ですね。ヤマト運輸ではこの時間帯は現在利用できません。

佐川急便のサービス(発送方法)

ここでは佐川急便のサービスを解説致します。これを見てさらに詳しく知りたいと思った方は以下のリンクから直接サイトへ飛んでください。

飛脚宅急便

30㎏以内、160サイズまでを発送することができる宅急便です。ヤマトの普通宅急便に比べて30㎏まで発送することができるのが特徴的ですね。

往復便や料金追加でクール便も利用することができます。

飛脚ラージサイズ宅急便

50㎏以内、260サイズまでのお荷物を発送することができます。ヤマト便とは違い、時間指定が可能なうえ、料金も飛脚宅急便の延長に近いです。

ソフトケースで楽器を送ることもでき、とても優秀な便だといえます。

飛脚国際便

こちらは、ヤマト運輸の国際便とほぼ変わりません。国外にお届け物がある際はこのサービスを利用しましょう。

飛脚ハンガー便

衣服をハンガーにかけた状態で発送することができるのが特徴のサービスです。ヤマト運輸にはこういったサービスはないため、イベントや冠婚葬祭等にもってこいのサービスです。

飛脚ジャストタイム便

時間を細かく指定できる便です。サイズも、50㎏、260サイズまで可能と融通がとても利きます。

飛脚特定信書便

トラブルを避けるため、信書を扱わない配送業者が増えています。そんな中、この特定信書便では、請求書や証明書を送ることができます。

飛脚電報便

電報を届けることができる便です。あまり配送業者で電報を扱っているとは聞かないので、とても斬新なアイデアだと感じます。

飛脚メール便

ヤマト運輸のDM便に近いメール便です。一般の方は利用することができず、法人のお客様のみ利用が可能です。

 

ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」と佐川急便の「スマートクラブ」

ヤマト運輸には「クロネコメンバーズ」という会員サービス、佐川急便には「スマートクラブ」という会員サービスがあります。どちらも似たようなサービスではありますが、日時変更や再配達の依頼がネットからできたり、問い合わせができたりするシステムサービスです。

充実度や認知度はクロネコメンバーズのほうがあるような気がします。特に電子カードの発行数はおそらくクロネコメンバーズが圧勝しており、普及率も高いです。

しかし、スマートクラブもまた、同じような制度であり、今後伸びてくることを期待しています。

 

ヤマト運輸と佐川急便の各々の強み

ここでは、一通りヤマト運輸と佐川急便を比較したうえで感じた各々の強みを上げていきたいと思います。

ただし自身、ヤマト運輸のことは詳しいですが、佐川さんの情報は疎いことがありますので注意です。

ヤマト運輸の強み

ヤマト運輸の強みは以下の点です。

  • 佐川急便に比べて、決済の種類が豊富、また割引もある
  • クロネコメンバーズ制度が充実している
  • 営業所の数が佐川急便と比べてはるかに多いため、気軽に荷物を発送できる
  • 佐川急便に比べて日時指定が少ない分、時間指定を守って配達してくれる
  • フリマサイトやオークションの発送に貢献している

こんな感じですね。特に、決済の種類が豊富である点や、クロネコメンバーズ制度が充実しているのはとても良い点です。

佐川急便の強み

佐川急便の強みは以下の点です。

  • ヤマト運輸に比べて、運賃料が若干安い(割引が効くとヤマトのほうが安い場合あり)
  • 発送サービスが幅広く、充実している
  • 大きい荷物(楽器など)を送る際は、間違えなく佐川一択
  • 時間指定がヤマト運輸より充実している
  • サイズが少し大きくても融通が利くことがある(ヤマトではありえない)

これが佐川の強みですね。特にここまで発送サービスが充実しているとは思いませんでした。

荷物を発送したいならこれ買いな!!

この記事を読んでいられるということは、皆さんおそらくお荷物を発送する予定であるということだと思います。

ヤマトや佐川の営業所にも売っていますが、こちらであらかじめ購入しておくと安く上がりますので是非ご検討ください。

おすすめ商品①:ダンボール160

 

引っ越しなどでまとめて荷物を入れたい際は、こちらをあらかじめ複数購入しておくといいかもしれません。

おすすめ商品②:布ガムテープ

 

ただのガムテープです。

まとめ

今回、ヤマト運輸と佐川急便を比較し、各々の強みを認識することができました。

ヤマト運輸に限ってはクロネコメンバーズの充実性や営業所の多さ、佐川急便に限っては発送サービスの充実など、各配送業者の強みがしっかりあるということを知ることができました。

皆さんも、自身のニーズに合った配送業者を選び発送をしたりサービスを利用したりするようにしてください。

この記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

他にもいろいろな記事を書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。

それでは!

 

 

2 COMMENTS

s

佐川急便は2017年に上場しています。
関西からの運賃表も添付のものは北陸から発送の場合の運賃表かと思います。
気になったので、コメントいたしました。

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ジャック36

S様
ご指摘頂きありがとうございます。
確認しましたところ、佐川急便の親会社にあたる佐川ホールディングスが2017年に上場しており、子会社である佐川急便自体は現在も子会社の形態をとられております。
運賃表についてですが、私のミスです。こちら正しくは「関西」ではなく、「関東」になります。大変失礼致しました。

今後とも宜しくお願い致します。

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