今回はエクセルでグラフを挿入せずその場ですぐにデータを可視化する方法をご紹介いたします。
この方法はツイッターでたまたま見かけた方法ですが、目から鱗だったのでこの場所でも共有したいと思います。
とても簡単ですので、資料作成する際などに実際に使ってみてください。
目次
データを可視化するとは?
「いやグラフを挿入せずに可視化ってどうゆうことやねん(笑)」とちょっと矛盾を感じている方がいると思います。
厳密にいえば、エクセルの「挿入」使わずにグラフをその場で表示できる超お手軽に可視化する方法です。
文章では説明しずらいので以下の画像をご覧ください。
上の図を見ていただければわかるのですが、営業利益率をグラフで表しています。このようにグラフを一から挿入せずにセル上にそのままグラフを表示できるのです。
この具体的な方法を今回は解説していきたいと思います。
手順①:グラフ化したい数値を選択
グラフ化したい数値を選択してください。複数同じ列にグラフ化したい数値がある場合は同時に複数選択してください。
手順②:「ホーム」から「条件付き書式」を選択
左上にある「ホーム」欄から中央右側にある「条件付き書式」を選択してください。
手順③:「条件付き書式」欄から「データバー」を選択
「条件付き書式」をカーソルでクリックするとメニューバーが出てきます。その中央にある「データバー」を選択してください。
手順④:好きなデザインを選択
データバーにある好きなデザインを選択してください。グラデーションデザインや塗りつぶしデザインがあります。おすすめは塗りつぶし(単色)ですね。
手順を図解で解説
手順を一枚の図にまとめました。手順に沿って操作を行ってください。
データの推移を折れ線グラフで簡単に表示する方法
データの推移を折れ線グラフを使って簡単に可視化する方法をご紹介いたします。イメージがわきにくいという方もいると思いますので、下の図をご覧ください。
図の右側にあるのが売り上げの推移です。これを簡単に折れ線グラフで表示することができます。
それでは具体的な方法を紹介したいと思います。
手順①:折れ線グラフを表示したいセルを選択
折れ線グラフを表示したいセルを選択してください。上の図の場合、A社の部分のみを選択するだけで大丈夫です。
手順②:「挿入」欄から「折れ線グラフ」(スパークライン)を選択
「挿入」の欄の右側にスパークラインという欄があり、スパークラインの左に「折れ線グラフ」がありますのでそれを選択してください。
手順③:推移をグラフ化したいセルを選択し、Enterキーを押す
折れ線グラフを選択した後、グラフ化したい数値(セル)を選択し、最後にEnterキーを押して完了です。
折れ線グラフのデザインを変更する場合
この作業を完了後、折れ線グラフのデザインがイマイチだった場合、変更が可能です。
折れ線グラフのあるセルを選択すると上のメニューバーに「スパークラインツール(デザイン)」という欄が追加されます。
そのメニューバーを選択すると図のような項目が表示され、変更が可能です。
まとめ
今回はデータを素早くセル上で可視化する方法をご紹介いたしました。この方法によって皆様の仕事の効率化の助けになれば幸いです。
資料の作成は仕事上必須の方々もいると思いますので、今後もエクセルの基本操作から、上級者向けの操作を紹介できたらいいなと思います。
今回は以上です。