【全13種類】ハンドボールのシュートの種類を紹介!実はこんなにある!

皆さんはハンドボールのシュートの種類が何種類あるかご存じですか?確かにハンドボールは高々にジャンプしてゴールに向かってシュートを放つイメージがあるかもしれませんが、他にも技術必須のシュートが沢山あります。

今回はそんな魅力あふれるハンドボールのシュートの種類と特徴について解説していきたいと思います。

先日、シュートについての記事を何個か読みましたが、う~ん…ちょっとシンプルに解説しすぎてるしボリュームが少ないなあ…と感じたので

経験者である私が、解説していこうと思います。

ハンドボールにおけるシュート

皆さんもハンドボールのシュートを学生時代の体育授業で経験したり、テレビで一度は見たことがあると思います。

ハンドボールのシュートは、ジャンプをしてボールを投げるというほかの競技とは違う特徴を持っています。シュートはどんな入り方に限らず、入れば一点です。バスケやラグビーのようにシュートによって点数が変動することはありません。

また、ディフェンスとの接触が多い競技ですので、体制がくずれながらシュートを打つ場面が多くあります。狭い角度からボールにスピンをかけたりもします。

そのため、ハンドボールのシュートというのは、見ていてとても面白いものです。またハンドボールのシュートはポジションごとの呼び名と、シュートそのものの形を表現した呼び名に分かれています。

それを理解の上、この記事を読み進めてください。

ハンドボールのシュートの種類

ハンドボールには多くのシュートが存在します。皆さん体育の授業や動画、大会などで見たことあるものは一部のシュートに過ぎないかもしれません。

今回は、私が知るすべてのシュートをここでまんべんなく紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それではどうぞ!

基本的なジャンプシュート

 

 

ハンドボールの代表的なシュートであるジャンプシュート。ハンドボールという競技で一番基本的なシュートになります。ここではそんなジャンプシュートの種類と呼び名について紹介していきたいと思います。

ロングシュート

ディフェンスが前に詰めてこなかった際やディフェンスの守りが固い時に、センターや45が上から少し長い距離で撃つシュートのことです。
9mライン近くから放たれるのが一般的です。

ミドルシュート

6m~8mあたりから放つシュートの総称です。しっかりとディフェンスをずらし切ってから撃つのが多いです。オフェンス側はなるべく正確に決めていきたいシュートですね。

ループシュート

ボールを投げる際に、通常のフォームから山なりのボールを投げ、キーパーの頭上を越えさせて入れるシュートです。
キーパーが前気味に守っており、キーパーの背後にある程度の空間があるときに使用します。速攻の際やサイドシュートの際に使用します。

プロンジョンシュート

右利きのプレイヤーが左に体を大きく傾けて放つシュートをプロンジョンシュートといいます。右利きのプレイヤーが逆サイドでシュートを放つ際に使うシュートでもあります。サイドに限らず、センターや45のプレイヤーがジャンプ後にディフェンスがジャンプしたのを見計らい、ディフェンスの隙間から撃つ場合も使うことがあります。日本では「ムササビシュート」なんていわれ方もしますね。
プロンジョンシュートを放つ際は、シューターは基本的に右でジャンプするのが基本です。(左でもできます)

ジャンプシュート以外の基本的なシュート

ステップシュート

野球のピッチャーがクイックでボールを投げる時のホームでシュートをするイメージです。文字通りステップをしてシュートを打ちます。

ディフェンスの不意を突いたり、ディフェンスの間を打つ際に使うシュートです。

ランニングシュート

ランニングシュートは歩きながら(ランニングしながら)ボールを打つシュートになります。ステップとは違いワンテンポおかずに、見方からボールをもらった勢いのままシュートを打つのが特徴です。投げる際に下半身の力がかからない為、腕力がないと早いボールを投げれません。

速攻の時にキーパーの不意を突きたい時などに使います。

ブラインドシュート

ディフェンスとキーパーの不意を突きたい時に、ディフェンスとディフェンスの間からボールを投げるシュートです。オフェンスの体がディフェンスに隠れてキーパーからはシュートをする動作が読めない為、ブラインド(見通しのきかない、見えない)シュートと呼ばれます。
センターや45度の選手が主に使用します。投げる際はディフェンスの脇横や隙間を射抜くため、横投げでシュートするのが多いです。

しゃくり

サイドプレイヤーが応用として使用する「しゃくり」。サイドシュートの際、プレイヤーは狭い角度からキーパーと不利な状態で駆け引きをします。インコース?遠目?上?下?など、ゴールのどこにシュートを放つのかをシューターの体制、目線、ディフェンスの位置をみて予想します。その際、シューターは一つの駆け引きとして上、下の判断を狂わせるためこの「しゃくり」を使用します。サイドスローのフォームから下へ打つと見せかけ、キーパーが下へ意識した瞬間、手首を返して遠目上にかちこむシュートです。

MEMO
このシュートは前提として手首がしなる選手じゃないと投げれません。

ポジションごとのシュート

特定のポジションには専用のシュートの呼び名があります。ここではそのポジションのシュートの総称を紹介していきたいと思ます。

サイドシュート

サイドから放つシュートの総称です。基本的に狭い角度からシュートを打つ場面が多く、正確に狙ったコースに打てる技術と角度を広げられるジャンプ力が必要です。

ポストシュート

ポストから放つシュートの総称です。ディフェンスに抑えられた状態や掴まれた状態で打つ場面が多く、ねじ込めるフィジカルと確実に決められるシュート力が必要です。

トリックシュート

魅せプレーといわれるシュートであったり、誰が見ても「すげえ!」ってなるようなシュートを紹介していきたいと思います。

スカイ

シューターが空中でパスをもらいそのまま打つシュートのことを言います。海外では「ケンパ」と呼ばれます。パサーがシュートするふりをしてシューターにパスをするのが比較的多い印象を受けます。これにより、キーパーとディフェンスの不意を突くことができ、キーパーの位置を大きくずらした状態でシュートをいれることができるため、シュート確率が向上します。魅せプレイとしてやったり、確実に一点を決めたいというときに使うのが一般的です。

MEMO
難易度が高いのと、回数をこなしてしまうとディフェンスに読まれてしまうため、試合中はやっても2回が限度です。

(正)スピンシュート

右利きの人がボールを投げて「右にボールが曲がるようにスピンをかけるシュート」です。試合で使う場面はほとんどありませんが、右利きの選手が逆サイド側(左利きの選手が正サイド側)に流れて角度があまり広く取れない際に有効です。

逆スピンシュートに比べて、投げるのは比較的容易です。

(逆)スピンシュート

右利きの人がボールを投げて「左にボールが曲がるようにスピンをかけるシュート」です。ハンドボールの華であるスピンシュートは、この逆スピンシュートのことを指します。通常のフォーム(オーバースロー)では投げるのが難しいため、ボールを腰付近で腕を丸めるように(ラグビーボールを抱えるようなイメージ)してスピンを放つのが一般的です。ドイツの代表選手であるゲンスハイマー選手はオーバースローでもスピンをかけれますが、腕がしなる選手でもないとオーバースローで投げるのは本当に難しいです。

MEMO
速攻で角度が狭くなった場面やサイドシュートでキーパーの不意を突く際に使用することが多いです。打つ際に通常のフォームでワンフェイント入れた後に打つのが有効です。

おすすめのハンドボール商品

ここでは、ハンドボールに関する製品をご紹介いたします。私自身も実際に使ってよかった製品も載せていますのでせっかくですから、見ててください。

ハンドボール①:勝つ!ハンドボール上達のコツ50

 

私が実際に購入したのはこちらのではなく、宮崎大輔さんの教材でしたが、こちらも同じように参考になると思われます。ぜひ、ハンドボールを始めたばかりの人やさらに上達を考えている人は購入することをお勧めします。

ハンドボール②:ハンドボール基本と戦術

 

ハンドボールを始めたばかりの人や基礎を改めて復習したいといった人にお勧めの教本になります。また指導者の方や監督をやられている方にもおすすめのものになります。ぜひご検討を。

スーパープレー集

海外の化け物プレーをここに貼っておきます。ぜひ時間がある方は視聴ください。

まとめ

今回はハンドボールのシュートの種類について解説させていただきました。経験者の方でもこんなシュートあるんだなとなったらうれしいですね。

オリンピックの観戦のために見てくださった方も是非、いろいろなシュートがあるということを知ったうえで楽しんでいたらければうれしいです。

これからもハンドボールに関する記事を投稿していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です